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返信先: ◆アメリカ/USA宛 eパケット/EMS/他各種 発送状況

#16209 [331]
にゃ

    サラアイ 様

    こんにちは、

    現状、$750以下の商品でDHLを利用しています。

    $750以上の商品の場合、フェデックスでサインオプションを使って発送をしています。

    これはebayでもPaypalでも$750以上の商品はサインが必要な発送方法が必須となっているからです。

    DHLの場合は置き配が中心となっているのですが、サインが確認できない場合にクレームに負けてしまう可能性があるからです。

     

    紛失などのトラブルはUSAに限定すれば、EMSより多いイメージです。

    そのほとんどが他人の家絵の他人の家への配達ですね。

    今月は3件発生しています。

    最終的にはDHLが回収し、再配達で問題が解決しています。

    しかし、回収できずに補償となったケースも数件あります。

     

    この回収できずに補償となったケースでは、ebayやPaypalで返金になるかは別の判断となります。

    セラーとしてはポリシーを守って正しい住所へ発送、トラッキングデータでは配達完了が示されている。

    この時点でクレームにエスカレートされてもセラー有利でケースはクローズします。

    いったんケースがクローズした場合は覆ることはありません。

    バイヤーが異議を申し立てて認められた場合でもバイヤープロテクトでの補償でカバーされているようです。

     

    また、紛失の中には置き配された商品の盗難もあります。

    USAの場合はクーリエの置き配を狙った窃盗団がいます。

    玄関前に置かれた荷物が盗難被害にあった場合、DHLでの補償を受けることはできません。

    荷物を置いた時点で管理を離れたことになるので、補償の対象にはなりません。

    ただし、配達完了にもなりますので、未着ケースがオープンされても負ける可能性は低いです。

     

    過去、USA以外の国ですが、強盗がDHLのドライバーに拳銃を突き付けてトラックごと盗まれる事件が発生しました。

    この時は配達完了ではありませんでしたので、ebayでは全額返金、DHLでは規定金額の補償となりました。

     

    DHLで注意する点としてですが、バイヤーの名前がイニシャルのみの場合、必ずフルネームを確認してください。

    イニシャルのみの場合、通関時に止まってしまう可能性が高くなります。

    DHLではテロリストや犯罪者のデータベースがあり、受取人の名前との照合を行っています。

    登録データと名前が一致すると通関がストップ、確認作業が入ります。

    イニシャルのみの場合、高確率でヒットしてしまうので避けたほうが良いです。

    こちらも過去にウクライナに発送したときに、テロリストの名前と一致してしまい、バイヤーが身分証明書の提出を迫られるなどひどいことになっていました。

     

    もう一点はバイヤーの住所変更への対応ですね。

    バイヤーから住所変更をリクエストされた場合に、出荷人がDHLに連絡をして住所変更はお勧めできません。

    バイヤーがDHLに連絡をして住所変更を依頼するようにしてください。

    未着ケースで争った場合、出荷人(セラー)が住所変更を指示していると負ける可能性があります。

    しかし、バイヤーがキャリアに依頼した証拠があれば、トラッキングデータ上で別の場所へ配達されていても勝つことができます。

     

    そして、DHLやフェデックスで$800以上の腕時計をUSAに送る場合、ウォッチワークシートと呼ばれる通関書類が必要となります。

    パーツごとの素材や価格を記入するのですが、価格相違があると通関で止まってしまいます。

     

    最後に余談となりますが、DHLや国際郵便で発送した荷物でも、フェデックスでリターンラベルを発行してのリターンが可能です。

    フェデックスの輸入アカウントが必要(簡単に作れる)ですが、DHLでのリターンよりは安く抑えられる傾向があります。

    こちらも併せて検討することをお勧めいたします。

    ★ 7 ニャア!
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