ごごすけさん
自社サイトはShopifyかBigcommerceでやった方がいいと思います。
ワードプレス作成でやったことはないですが、どのみちカート機能を借りることになるのではないかと思います。
私は自社サイトを運営して6年目ですが、当時はShopifyとBigcommeceではどっちもどっちでしたが、今はShopifyが勢力を伸ばしてきるのでそっちが主流かなあ。
ShopifyとBigCommerceの大きな違いはShopifyの独自決済システムのShopify PaymentsとShopifyの日本語サポートかな。
BigCommerceにはどちらもないです。。
ちなみに私はBigCommerceだけでしか運営したことがないのでShopify Payment詳細は不明ですが、簡単にいうとメルカリやヤフオクかんたん決済のような感じで、バイヤー側からしたら安心度がかなり上がると思います。
Shopify Paymentsでの決済手数料は3.5%くらいだと思います。(両替手数料は含んでないと思われる?)
私はBigCommerceを利用していますが、BigCommerceに支払うコストはストア料金の月額30ドルのみです。
あとは決済ではPayPalとクレカ利用のためにStripeを導入しているので、取引毎にPayPal/Stripeに支払う手数料4.5%くらいがかかります(両替手数料含まない)
eBayのMPだとなんやかんやで取引毎に20%近くの手数料が取られているので自社サイトだと手数料はだいぶ安くなります。
アメリカでは自社サイト販売は伸びてきているようです。
理由は小規模の自社サイトだと「Internet Sales tax」が非課税なのが大きいと思います。
(注:州ごとに除外対象金額は違いますがInternet sales tax nexusで検索すると情報が出てきます)
Internet Sales Tax非課税ってだけで自社サイトではsales taxの5~10%分を安く販売できます。
手数料の差額も考慮すれば、個人の自社サイトならeBayやAmazonのプラットホーム販売より20%以上も安く販売することができるってことですね。
あとは個人がSNS利用して無料販促できる時代になってきているのも自社サイト販売の加速の要因だと思います。結局個人の口コミ拡散が一番の販促ですからねえ。
これに焦ったAmazonとeBayは自分のSNSから客を引っ張ってきたセラーの手数料を割引するサービスを始めるようです。。
自社サイトは立ち上げた段階では誰一人訪れてくれませんので、SNSなどを活用して長い時間をかけて集客していく必要があります。
この時間をかけて認知と信用を積み上げるというのが一番難しいですね。
ほとんどの人は手をつけませんし、すぐに売上に繋がらないのでやめてしまうようです。
私も初年度は売上がゼロの月がほとんどでしたが、細かい広告活動を6年続けて今ではeBayと同レベルの売上が上がるようになってきました。
今ではeBayでの販売は自社サイトの広告/販促ってレベルで考えています。
eBayで売れた商品に「今度はこっちで買ってね」って意味で自社サイトのクーポンを入れて発送しています。
一度eBayで取引をして安心してもらえれたら、その後に自社サイトで購入してくれる可能性が一気に上がります(特にまとめ買いが多い)
今の時代の「脱eBay」はebay販売をやめるのではなく「eBayを販促として利用する側になる」って考えです。
今後eBayなどのプラットホームのブランド/信用に依存した販売は新規参入者が激増して、ベテランでも昨日今日始めたセラーと同じ立ち位置で価格勝負しなくてはいけなくなる可能性が高いと思います。
eBay上で販売して「良い買い物だった」ってバイヤーが思ってもその評価もeBayありきの評価ですが、自社サイトだとやればやるほど自社サイトのブランド価値=信用が積み上がるのでやりがいがあります。
自社サイトはとにかくブランド価値=信用を積み重ねるのにとっても長い時間がかかるのでなるべく早い段階で取り組むのが重要だとは思います。