Tomoko様、レイ様
うちの場合ですが、商材柄、わりと日本円で2000円～6万（平均単価8000円程度）のものをオーストラリアに頻繁に送ってますが、ABNは一度も入れた事ないですね。
記載してくれという依頼があれば記載しますが、一度もないかな…

ちなみにアンダーバリューの件ですが、バイヤーの依頼があれば別ですが、そうでない場合は売値をしっかり書いた方が良いですよ。
オーストラリアはあまり関係ないですが、特にヨーロッパ方面の税関は相当疑いを持って荷物をチェックしますので、バイヤーに対して「支払い明細を税関に提出しろ」という事を行う場合があります。

これ、アンダーバリューをやりすぎたバイヤーは脱税の疑いがかかり、あまりに酷い状況なら刑事事件として立件されます。ポルトガル人のアホバイヤーがうちの商材でそんな事をやって数年前にこうなりました（弁護士立ててどうにかしたみたいですが、弁護士立てるレベルになる場合もあります）。
他、オランダ人バイヤーでも、その説明と承認が完了するまでに３ヶ月半かかった事もあります。

という事で、保険という以外にもアンダーバリューにはリスクがあります。
税関がバイヤーに支払い明細を出せ、申告価格と違うのはどういう事だ？説明しろ、みたいになる可能性もゼロではありません。各国の詳細は分かりませんが、追徴課税がかされる可能性もあると思います。この場合、単なる不足分だけでなく、手数料や本来よりも高い税金がかされると思います。また、その手続も相当面倒です。

「バイヤーさんの為」と良かれと思ってやったのに、税関で止まり、虚偽申告を行ったと見られたら、深刻な迷惑がかかってしまう場合がありますのでご注意下さい。

また、こういった場合、基本的に税関から荷物が出ません、よってeBayでもPayPalでもCaseをぶっ込まれるとセラーが100%負けます。そして、保管期限切れという事で荷物も戻ってきます。送料も返金されませんのでリスクがあります。
ついでに言うと、日本の税務署も良い顔はしません。（これは確定申告している場合に限りますが）

まぁ、ご判断はお任せしますが、一応、経験談を記載しました。ご参考下さい。

レイ様
まぁ、アンダーバリューはバイヤー依頼があれば～という感じなので、バイヤー依頼の場合はとりあえず全責任はバイヤーに被せれば良いですが、そうじゃない場合は結構大変かもですね。

ちなみに、↑に書いたオランダのバイヤーはたしか税とは別に倉庫代かなんかが請求されたと言ってた記憶があって、その時の文章を久しぶりに引っ張てみたら
「It was the Posts themselves who did charge me for extended storage but I already did fill a complaint because the huge delay was not my fault. I asked them to fully refund that storage fee.」
と、まぁ、最終的にどうなったのかは分かりませんが、こういう税とは別のご請求がくる場合があるみたいです。

あと、これ系で特殊な経験だと、ハンガリーとか。
税関から指示されたという内容が「Verbatim: they “asking for a value declaration from the sender”. Can you send me something like that with your signature?」

その書類に仕様とかあるのかいな？と聞いてもなし、そんな仕様もないものをハンガリーのブダペスト税関に提出する為に日本側でどんな書類を作れっちゅーねんと思いつつも、まぁ、役所受けしそうな仕様でSender, Recipient, Product name, Approximate value, Sign※手書きのサイン を作って、スキャンして相手に送り、それをバイヤーがブダペスト税関に提出して、どうにか荷物が受け取れた、という事がありました。

どこの国も税関はお役所ですからね。仕様にそった手続きさえクリアすれば、そう難しいものじゃないんですが、仕様もないのに書類を求められたりすると、面倒くささは極限の域です。どこの国も税関は融通効かないですからね～。

そういや、来週は、クソPayPalの為に、某書類手続きでアメリカ大使館に行かなければならないのですが、どこの国もお役所は面倒くさいナァーという感じです。
PayPalの為にアメリカ大使館に行く事になるとはね…と。