こんにちは、久しぶりにこちらに出てきましたレイです。
突然ですが、6月に入り労働局より緑色の封筒が送られてきました。
労働保険に関する書類が入っているものです。
でも今は誰も雇っていません。
昨年の7月から雇ってないし今後も雇うつもりないのに、このめんどくさい書類を毎年出さなきゃいけない…の!?
というわけで、もし同じような状況で困ってる人がいたら参考になればと思いここに記します。
<詳しい状況>
・昨年2017年6月末日までアルバイトの子を雇っていたので労災保険をかけていた。
・雇用保険はなし、あくまでも労災保険のみに加入していた。
・労災保険は毎年6月1日〜7月10日に今年度の保険分を先払いで申告&納付が必要。
(ちなみに納付金額は、「先払い」なので昨年の給与金額を参考に計算し「概算」で出した保険金額です。概算金額が確定金額より多ければ来年の保険金額から差し引かれるし、少なければ来年の保険金額に上乗せされる…という感じです。)
・しかし、昨年の労災保険の書類を提出&支払いの時すでにアルバイトの子が辞めることが決まっていたので、労働局に電話をして「6月末日まで」の分のみを先に計算して書類作成&保険金の支払いをした。
だからこれでもう労災に関することは終わった…と思っていたが…
終わってなかった。
労働保険の申告書が到着
今月6月に入りアルバイトの子がもういないけど申告書が届きました。
最初はもう労災保険の必要ないし放置でいいのかなと思いましたが、封筒に…
【労働者を使用しなくなった場合でも申告は必要です】
えっ、めんどくさい。
よし、二度と書かなくて済む様にしよう!
そんな状況です。
労災保険の脱退の為の申請書の書き方
今回私が書いたものを基に時給や労働時間などなどの一部数字は変更してお送りします★
まず上半分の記入箇所はこちら全部で8カ所です。
では順番に埋めていきましょうー。
まずは 1〜3の欄です。
1- [3]事業廃止など年月日 事業廃止ではなくても「今回で労災保険終了します」という時にここに記入します。
平成28年6月30日にアルバイト終了の場合
7- 29-06-30
と記入。
(※最初の「7」は「平成」を表す数字です。)
2 – ※事業廃止など理由
アルバイトが辞めた為なので
「4」
と記入。
※項目は全部で5つあります。
[1]事業廃止 [2]委託 [3]個別 [4]労働者なし [5]その他
3 – 常時使用労働者数
4〜6月の間アルバイト1人を雇っていた場合の計算。
4月 – 1人
5月 – 1人
6月 – 1人
————-
合計-3人
3人÷12ヶ月=0.25人
1人未満は「1人」と数えるので・・・「1」
するとこうなる。
次は4〜8の欄を埋めていきます。
ここの欄で昨年のお給料を基に、実際支払うべき保険金額を確定します。
4 – 労働保険分 [8]保険料・一般拠算定基礎額-(ロ)
例:時給:900円 75時間/月 バイト1人 で計算の場合
900円×75時間=67500円
67500円×3ヶ月=202500円
百の位までを切り捨てて
202
を記入。
5 – 労働保険分 [10]確定保険料・一般拠出金額-(ロ)
上記の「202」に下記緑枠内の [9]保険料・一般拠出率-(ロ)をかけた数字を記入。
202 × 3.50 = 707
6 – 一般拠出金 [10]確定保険料・一般拠出金額-(イ)
上記の「労働保険分 [10]確定保険料・一般拠出金額-(ロ)」と同じ金額を無条件で記入。
つまりここだと 707
するとこうなる。
7 – 労働保険分 [8]保険料・一般拠算定基礎額-(へ)
4で書いた「労働保険分 [8]保険料・一般拠出金算定基礎額」と同じ金額を書く。
今回だと 202
8 – 一般拠出金 [10]確定保険料・一般拠出金額-(へ)
上記「202」に下記緑枠内の一般拠出金 [9]保険料・一般拠出金率(へ)を掛けた数字を記入。
202 × 0.02 = 4.04
小数点以下は切り捨てなので 「4」
以上をまとめるとこんな感じ。
では次に下半部分です。
9 – [17]延納の申請
延納の仕方は「1回」か「3回」のどちらか。
ただ「概算保険料総額が40万以上の場合3回に分けて納付出来る」という条件があるので、今回で労災保険を辞める私は全く関係のないお話の欄。
なので記入は「1」
10 – [30]充当意志
労働局の人曰く『「3」と書いておけば間違いないです。』とのことw
なので「3」
11 – (へ)一般拠出金額
12 – (ト)今期納付額
11・12 共に8で書いた一般拠出金 [10]確定保険料・一般拠出金額を記入。
なので今回は「4」
するとこうなります。
※[18]の申告済概算保険料額は昨年の申告書を元にすでに記入された状態で届きます。
あっ忘れてた。
最後に右下にある[24]事業廃止等理由に丸をつけます。
(4)労働者なし の部分に○をつけましょう。
これで書類は出来上がりです。
全体を見るとこんな感じ。
以上です。
なお、真ん中にある概算・増加概算 保険料算定内訳の所は何も書かなくてOK。
ここは今年度の保険料はコレくらいになりそうーっていう先払い金額の計算欄です。
もう今年度は誰も雇わない、且つ労災保険脱退するので書きません。
郵便局で支払いをして完了
あとは郵便局で一般拠出金の4円だけ払えば終了ー!
申告用紙は郵便局が労働局に送ってくれるので控えさえもらえばOK。
これで昨年の金額が確定されたということで本当に本当の終了です。
あーめんどくさかった。
ってか一般拠出金とか…何なの一体…。
「石綿(アスベスト)による健康被害の救済に使用されるお金」らしいけど…、そんなの労災保険の金額の中でやってよ…。
そうやってちょこちょこ肉付けして強制的に徴収されるのホント嫌なんだけど。
不親切極まりない書類
しかしこれ、よくよく見ると、
書いてる金額3種類しかないっていうね。
改めてこうして見るとそんなに難しい訳じゃないんだけど、申告書が送られて来て申告書の書き方の冊子を見ると、ひたすら字・字・字で埋められていて読む気が失せる。
そして、「労働保険」という名称を普通に使っているので「労災保険のみの人は?」って不安になる。
次に申告書を見ると、[○]番の(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(へ)…とあってどこの欄よ!!ってなる。
しかもその分かりづらい表記で[○]番(ロ) – [△]番(へ)とか公式書いてくれちゃってるから再度どこの欄だよ!!!!!ってなる。
今回説明書いてても細か過ぎて分かりづらっっっ!ってなった…。
とにかくまあ不親切極まりない書類です。
労働局に電話しよう
そんな書類なので分からないことがあったらフリーダイヤルではなく労働局に直接電話しましょう。
直接労働局への電話だと有料ではありますが、そこは専門家がちゃんと常駐してくれているので話がスムーズ且つ詳しくて、どこにどの数字を入れるのかという書き方も丁寧に教えてくれます。
フリーダイヤルにかけて「『申告書の書き方』の○ページをご確認下さい」って言われてもただの時間の無駄です。
申し訳ないがフリーダイヤルのバイト(?)は労働保険の申告書なんて書いたことがなく表面上すら分かってないのだろうという感じだった。
…その人はそこにいる意味あるの…か?( ゚Д゚)
まあこれで二度とこの書類を書かずに済むと思うと…
ヒャッホ―(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ―イ!!!!!!! だよ!!
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