思い出したのは、
友人が個人事業として店舗開業する時の話です。
私にインターネットで予約できるホームページを作りたいと相談されたことがありました。
友人がこれにしようか、として意気揚々と私に見せてきたのは初期費用50万円+ランニングコスト月2万円かかるものでした。
私は「そんな高額なものに無駄な出費をするのでなく個人事業ならなんでも自分でする覚悟で安くても自分でホームページを作らなくてはいけない、それの方が勉強にもなる!」というようにかなり強く、押しつけるように言いました。
しかし結局、その友人は高額ホームページを購入しました。
その後、友人は騙されたことに気づいて高額ホームページサービスを違約金を支払って解約。
今は自分なりにホームページサービスを見つけて上手くやっているようです。
その友人はそれがあった後、甘い考えはなくなりしっかりと事業を営んでいくようになりました。(少なくとも一見して怪しいものにひっかるようなことはないようです)
私が自分の考えを押し通して友人が50万円のサイトを諦めていとしたらもしかすると、
「店に予約が入らないのはサイトを自作したからで50万円のサイトにしとくべきだった、あれにしとけば上手くいったかも」とずっと引きずって、下手すると強く止めた私が恨まれていたのかもしれません。
私もよくよく考えると「個人事業として今後やっていくつもりなら自分自身でやっていかなくてはいけない」という言葉に矛盾があったことに気づきました。
「自分自身でやっていくかどうか」を決めるのも自分自身で決める自由はあるからだ。
他人に任せるスタンスをとると決めることもできる。自分自身でやるスタンスは私の個人事業のスタンスなだけだから。
結果のまた先の結果として考えると、友人は悔いのない選択をしたのではないかと思います。
そこに失敗/挫折を通過する必要があった、そして私にはその失敗が事前に見えていた、ってとこが複雑な感じがしますが。。
決して詐欺のようなコンサルの肩を持ってるわけではないので、、あしからず(>人<;)