ヤマ様
クーリエは基本的に郵便系のピックアップタイプの関税のかけ方と違い、規定金額なら関税がかならずかかります。
また、郵便系はインボイスに対して送料が明確でない場合、商品部分にだけ関税がかかりますが、クーリエは送料も必ず含めるので、元々高額な送料ですので、関税額は国によってはかなりの額になります。
相手が関税に正確に理解していない限りは高確率でトラブルになります。
>この場合バイヤー側で、PayPalの住所をイタリアから日本とかに変更出来るんでしょうか?
うちも他住所の発送はレイ様と同じく一旦返金するから、再購入してくれのパターンですかね。
ここの掲示板でもだいぶ前に書きましたが、自分なんか国内業者の転送分も含めて発送を受けた事もあり、その際には被害届がうちに出されたため、詐欺被疑容疑で裁判所の令状を付帯した警察のガサ(家宅捜索)を受けています。
それだけ他住所への発送系は悪用する輩が多いので、基本的によほど付き合いの長い外人以外は一切信用しない方が良いですね。
ただ、付き合いの長い人は、そんな面倒な依頼はしてこない…という気がします。(面倒な相手はさっさと縁なんか切れますからね)
ちなみに、他にもポーランドのバイヤーがドイツとの国境近くに住んでたりすると、税金のかねあいか、ポーランドそばのドイツの住所を指定したりしますが、ドイツ税関がそれを把握してるのか、輸入禁止措置をとっりしますので、車で数十分の距離で住所が近くてもご注意下さい(輸入禁止措置で戻ってきても送料はセラー持ちです。
そしてこういった場合、管轄が郵便ではなく「税関」になるため、調査請求も無力(双方の国の郵便の管轄外)な為、詳細な理由等を確認する事も出来ません。
話戻って、イギリス、イタリア、ポルトガル、ベルギー、あたりの税金系のクレームは凄まじいですね。そして払わないと税関から出ないのでシカトして、その後未着のケースオープンなんて山のようにあります。うちの場合は高い時は送料含めた被害総額はひと月で数万いったりしますよ。
あと、届いた後に壊れてる、潰れてる、写真に写ってないキズが~、なんちゃらかんちゃら文句をつけて関税分を部分返金しようという輩もいっぱいいます。
じゃあ、返品しろや!と言うと、関税分+α含めて返品送料請求しますからね。
ヨーロッパはゴミのような奴らがいっぱいいますので、それも踏まえた商売した方が良いですね。
>評価もそこそこあり、2007年くらいからやっているバイヤーでしたが、
個人的な経験では、むしろ、評価が多い、登録が長いバイヤーほど要注意。
クレームの付け方、商品のパクリ方に手慣れてる感じがします。
上記のような、送料上乗せや脅し方に手慣れてますよ。
まぁ、慣れてない日本人はカモにされるのでしょうし、カモにしてきた場合は「他の日本人は~」とよく言いますしね。
こっちも相当な経験を積んだので、この手の連中の相手も余裕ですが、ここに到達するまでにはいっぱい泣きました。
最後に余談ですが、配送問題の話で、イタリアのお客さんと話た事がありますが、こんなメッセージを送ってくれました。
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I know that the delivery issues/delay it’s only (or mostly) courier/customs’ fault.
Most people doesn’t understand this, and blames the vendor.
And the consequence it’s that a lot of vendor/person doesn’t ship anymore to Italy (and I can understand them, though I’m italian, I admit that sometimes it’s hard to have deal with the italian people! :).
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ま、何より「 though I’m italian, … it’s hard to have deal with the italian people!」がすべてを物語っているかな、と。
イタリアへ発送する限り、遅延(とにかく遅い)や関税やらのトラブルはつきないです。
そのあたりは金銭的なリスクの他に、精神的な負担とご相談下さいというのが、当方からのアドバイスになります。

ニャア