今回は年末から年始にかけて起こりました未着クレームについてを題材にお話しします。
イチえもんは発送方法のデフォルトをSAL便の書留で設定しています。
SAL便のアメリカ宛は最速で10日程度、通常だと2週間程度、遅いと一ヶ月で着きます。
しかし、アメリカ人がアバウトなのか
一向に追跡情報がアップされないケース
がよくあります。
今回はこんな感じです!
今回のことの経緯
- 12/15: eBayでバイヤーが購入し支払い完了
- 12/17: イチえもんが発送 (SAL便書留)
- 12/27: バイヤーから届かない(追跡データが更新されていない)とのメッセージ
- 12/27: 調査請求を郵便局に出す、アメリカ側でも郵便局に聞いてね、とバイヤーに返信
- 01/11: バイヤーがまだ届かない、とメッセージ
- 01/11: 紛失の可能性があるので返金しましょうか?、と返信
- 01/11: PayPalにて送料含む全額を返金
- 01/11: 返金したのでもし到着したら教えてね、とバイヤーにメッセージ送信
- 終了
今回は3000円程度の小額取引だったので、イチえもんも早めに決断しました。
第一段階での返答
まずキーとなるのは12/27のバイヤーのメッセージ
「まだ届いていない、更新されていない」
に対する返答です。
初心者の方はこのようなメッセージを来るとすっっっごく困ると思います。
「そうですか、でも少し待ってください」とだけ返すのも気まずいような。。
イチえもんの返答はいつも決めています。
「それでは調査請求書を郵便局に出します、そちらの国でも郵便局に調査を依頼してもらえますか?」
という旨の返信をします。
*例文(イチえもんの英語はかなり適当なので文法など間違っていれば教えてね::ちなみにこれで通じてます)
Hi, I am sorry that inconvenience.
I checked a tracking number of your item, it is not updated from the time item arrived at OSAKA INT, JAPAN.
I think it’s little slow….
Tomorrow I will go to the post office in Japan and submit a formal research request form.
It is formal investigation, but it may take time to get a reply.
If you can, Could you ask the investigation to Post office in US too?
I hope that your goods to reach you soon.
Regards,
上記のように返信すると、セラーもなんらかのアクションをしてバイヤーの荷物を心配してくれてると印象を与えれますし、バイヤー側も自分側でもアクションを起こすように言われると、こちらにあまり強く言えなくなります。
ちなみに上記のこちらの返信メッセージに対してほとんどの場合はバイヤーは何も返信してきません。
気のいいバイヤーならOKなどの返信をしてくれます。
調査請求とは?
調査請求とは海外発送した荷物が届かないので郵便局に調査を正式に依頼することです。
はっきり言いますと返答がとてつもなく遅く、バイヤーとのやりとりをしている際に調査の回答が来た試しがありません。
*こちらの記事参照☞ eBay輸出で国際郵便の荷物が届かない時の対応 (2)調査依頼書の提出方法について
国際郵便の書留の調査請求については、今後に詳しくお話しすると思いますが、
アメリカ宛で調査請求書を出した場合は提出日から35日でなんらかの返答をくれる
と国際郵便局はイチえもんと約束しています。
(結構、国際郵便とは何度かモメました)
*なんらかの返答とは「見つかりませんでした」って返答もありえます。
未着Case のOpen可能なのはいつから?
そしてもう一つ情報として重要なのは
「eBayの出品の発送設定でEconomy Shipping from outside USを設定した場合はバイヤーの支払い完了より23 business daysまではバイヤー側から不着のCaseをOpenできない」
ということです。
上記の場合だと1/11時点で、business day換算であと少しするとバイヤーは不着のCaseをOpenさせることができるようになります。
eBayのシステム上ではバイヤーとやりあうのはあまり良策ではないのです。
なぜなら、かなりバイヤー有利のシステムだからです。(この辺りもまた詳しく)
そしてこのようなケースで返金になってしまった場合は、一応My eBay画面よりバイヤーをBlock bidderに入れて今後は取引しないようにするのが賢明だと思います。
最後に自分の感覚で決断する
決断すべき時は早めに決断したほうがいいです。
ちなみにイチえもんはこの荷物は最終的にはバイヤーの元に届くと思います。
でも完全に返金してしまっているので、追跡データ上でバイヤー宅に到着したとしても十中八九は支払いをしてくれないでしょう。
(過去に一度だけきちんと払ってくれたバイヤーがいました(^ ^))
イチえもんとしてはそれまでのメッセージのやり取りで、バイヤーに対して良いイメージがなく一方的なメッセージばかりだったので「返金」という最終手段を早めに選んでその後の争いを避けたのです。
モヤモヤとしたままで、いつまでも問題に関わっているのはメンタル上もよくないですしね。
またこの追跡データが更新されたり、なんらかの経緯があれば報告したいと思います。
それではまた!
-追記-
P.S.その後の更新情報はこちらの記事にアップしました。
SAL便書留でアメリカに発送した荷物が届かない件の進展、結果。
コメント