国際郵便のAIRMAIL書留/eパケット,SAL便書留、,EMSなど追跡番号付きの発送方法で発送したが荷物の追跡情報が、いつまで経っても更新されない時の対応です。
イチえもんは3年半の間に1万個以上の荷物を海外に発送してきました。
その際に「荷物の追跡情報が長い間、更新されない」ことを何度も経験しました。
皆さんもそうだと思いますが、すっごく、もどかしいですね〜
なのでイチえもんの経験をここに記録して少しでも皆さんの役に立てたら、と思います
話が少し長くなるので
の3回に分けて記事を掲載したいと思います。
追跡番号の情報をチェックする方法
国際郵便の追跡情報は基本的に下記の日本郵便のサイトで検索します。
*EMSとがありますが、AIRMAIL/eパケットやSAL便の追跡情報も検索できます。
EMS:ELではじまる番号
AIRMAIL/eパケット/SAL:RRからはじまる番号
これが追跡番号です。英語ではTracking Numberです。
書留やEMSで発送していれば発送の控え伝票に必ず番号があります。
注意事項①
上記の日本郵便の追跡情報サイトでは上がってこないデータでも相手国の郵便局サイトには情報が上がっている場合があります。
*逆に相手国で情報がなく、日本郵便のデータしかない場合もあります。
下記は日本郵便サイトの「各国の郵便局リンク」ページです。
上記ページのURLリンクのリストから相手国の郵便局サイトに入り、[TrackやTracking]という単語を目安にどうにか追跡番号を入力して検索してください。
例としてアメリカの郵便局のUSPSでは下記のところに入力します。
英語以外の言語の国の場合は
TrackingやTrackという単語をGoogle翻訳し
翻訳した単語で探してみてください。
■注意事項②
そもそも日本の国際郵便局を出てからの追跡情報が反映されない設定の国というものもあります。
*例)オーストラリア、クエートなど。
追跡できるかどうかは、下記の日本郵便のページ「国/地域別情報」で確認できます。
こんな感じで表示されてます⬇︎
ここで追跡情報が不可の国はインターネットで確認できません。
が、調査請求書の依頼、紛失や破損の賠償請求はもちろんできます。
また、国際郵便の追跡情報の不具合などについての情報などはこちらに随時アップされています。
国際郵便の郵便追跡サービスに関するお知らせ
荷物の配送が遅いのかどうかの目安
AIRMAIL/eパケット、SAL, EMSともに配送スピード、到着目安が違います。
*SAL便については航空便の空きスペースで輸送する方法なので、時期によってスピードの差も激しいです。
下記は日本郵便サイトのページで大体の目安の日数がわかる日数表です。
SAL便: https://www.post.japanpost.jp/int/deli_days/parcel/index.html
AIRMAIL/eパケット: https://www.post.japanpost.jp/int/deli_days/normal/index.html
EMS: https://www.post.japanpost.jp/int/deli_days/ems/index.html
上記のリンク先の日数の7割が経っても、追跡情報で荷物が相手国にも入っていない場合は、なんらかのトラブルや荷物が追跡されていないなど、考えられます。
ただし税関で止められている場合は、「税関」という表示が追跡情報にありますのでこちらは例外となります。
*税関で長期間の保留があった場合、これは調査請求などでの調査はできません。
税関と郵便は別窓口のため、郵便局の手を離れるので、荷受人の方に相手国の税関に問い合わせてもらうしかありません。
税関で止められ違法物を返送や処分された場合には書留の保障外になります。
eBay輸出をしていれば、一番の問題がこの荷物の未着、遅延についてです。
eBayのルール上では相手国に届くまでがセラー側の責任なります。
たとえ郵便局の不手際などが理由があれどもです。
なので必ず追跡番号を必ずつけて発送しましょう!
今回は荷物の追跡情報の確認方法についてのお話でした、
次回は調査依頼書の提出方法についてです。
それではまた〜
コメント
いつも参考にさせて頂いております。
8月末にカナダにEMSを送ったのですが、翌日にはもうカナダに到着し税関へ提示となりましたが
そこから1ヵ月も動きがなく、先日郵便局に初めて調査請求を出しましたが早々に「税関で保管中です」の一文だけが
手紙で帰ってきました・・・
(それは追跡ページで分かってるんですが…1ヵ月も動きがないから調査請求したんですが…)
“税関で長期間の保留があった場合、これは調査請求などでの調査はできません。”
とのことですが、これは極論、何か月でも「税関保管中」であれば手も足も出ないんでしょうか…?
個人的には税関ですでに紛失してるような気がするんですが(以前にもカナダ宛荷物で中身の紛失があり、どう考えても税関で抜き取られたとしか思えない状況でした…その際は安いものでしたので我慢しましたが)。
税関でなくなっていても「保管中」と言われれば永遠にこのまま…なのでしょうか?
ちなみにバイヤーは未だに何も言ってきません。こちらからつついても藪蛇になる気もして、連絡は取っていませんが…
ミタゾノさん
コメントありがとうございます!
EMSで送ってカナダの税関で1ヵ月も保管中は長いですね…(゚ー゚;
ですが、コメントに書いて下さっていますが税関保管中となるとこちらからは手も足も出す事は出来ないです。
今の現状で考えられるのは
*************************
・税関内で検査の順番待ち
・検査は終わって受取人に通知済み&受取人の関税支払い待ち中
・追跡されてないだけで実はもう届いている
・紛失
*************************
のどれかではないかと思います。
(受取人からの関税支払い待ちだとその部分も調査請求の回答に書いてあったような気もしますが)
その為この状況下で私がするとしたら「様子見」で何もしません。
ミタゾノさんがおっしゃられるように『こちらからつついても藪蛇になる気も』するので、バイヤーが何も言わない限りは静観です。
ただ、気になるようであれば10月下旬くらいになっても動かないようであれば改めて「2ヵ月近くなるのに未だに税関から動かない、本当に税関にあるのかもう一度確認してほしい」と説明の上調査請求書を提出してもよいかもしれません。
受取人も届いてないと言われていますか?といったことを聞かれた場合は「届いたという連絡がきてないから届いてないってことだよね。」ということで『はい。』って言っておけばOK。
同時に『カナダの税関での保管期限って何日か』の確認を。
通常日本であれば税関保管は1ヵ月のはずです。検査期間があるとしても2ヵ月近くかかっていたら異常に思うように、カナダも期限があるはずです。
それでまた「税関保管中です」の回答であれば、私の場合「届きもしない・返送もされない、いつまで税関にあるんだ、紛失したのでは無いか」と郵便局側に詰めますね。
届いているのであれば配達証(受取人のサイン)を取り寄せてと。
そこまでやって「税関保管中です」としか言われない場合はもうお手上げです(´;д;`)
レイ様
ご返信ありがとうございます。
その後貴サイトで紹介されていた国際郵便お問い合わせセンターにも相談してみましたが、
・差出人から税関へ問い合わせてもらう
・再度調査請求する
・回答を出した国際郵便局に問い合わせる
位しか方法がないと言われました。
今回、回答の日付が調査請求を出した翌日になっており、あまりにも早いので
「本当にちゃんとカナダに問い合わせてくれたのか…?ただ追跡画面を見て回答作ったわけではないですよね?」という疑念が残りますが、
この点についても尋ねたところちょっと困惑されながらも「電子メールで問い合わせた場合即日回答が
くる場合もある…」といわれてしまいました。(ホントかな…!?海外の人と良くやり取りしますがレスポンス遅すぎるのが普通なんですが)
なんだかスッキリはしませんが、どうにもできないのでアドバイス頂いたように2か月たってもだめなら
再度調査請求を出してみようと思います。アドバイスありがとうございました。
しかし輸出は大変ですね…普段輸入がメインなのでかなり懲りてます。。
届くまでがセラーの責任っていうのが、あまりにもバイヤー有利ですよね。。。
ミタゾノさん
お返事ありがとうございます!
>回答の日付が調査請求を出した翌日になっており
おっとそのような経緯があったのですね。
それはおそらく日本ではなく、カナダ側が追跡情報のみを見て調査請求の回答を返答した可能性が高いです。
荷物実物を一秒たりとも見ていないでしょうね。
とりあえずカナダ宛のEMSは発送日の翌日から6ヵ月間が「追跡請求期間」となります。
極端な話その間は何度でも出せますので、様子を見つつ最終的には配達証を請求して『配達証(受取人のサイン)が無いってことは紛失したってことですよね』と補償サービスを受けれる方向に話を持っていくと良いかと思います。
–
>届くまでがセラーの責任っていうのが、あまりにもバイヤー有利ですよね。。。
本当にそれです。
セラー側であるこちらはきっちり発送してますし、郵便局に荷物を預け日本国内から出国するまではそこまで時間かかりませんし紛失もありません。
遅延などは相手国の郵便事情のせいなのにセラーのせいにされるのが本当に納得がいかない部分です。
逆に日本の配達状況は素晴らしいです。
現場で働いて下さってる局員さん・配達員さん達には感謝です。
まあ国際郵便の補償とかになってくると「ん?」ってことありますけどねw